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7/10 富士市立高校ビジネス探求科 演劇WS!レポート [レポート]

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千田です!

先日、日本一の山、富士山が世界遺産に認定されました!
その翌日7/10(水)
富士山を眼前に、活き活きと勉学に勤しむ
富士市立高校のビジネス探究科の1〜3年生のみんなと先生たちに
シアターキューブリック流の演劇を伝えて参りました!!

「俳優から学ぶ自己表現術」

と題しまして、さぁコミュニケーションと表現の達人である
俳優を生業とする我々が、これから社会へと躍り出ようとする少年少女たちに
その秘伝を伝授いたしましょう〜!
なんて意味あいの重々しいタイトルですが
そこは、シアターキューブリック流!
下町商店街などで鍛えたフェイス・トゥ・フェイスの人間同士のやりとり
舞台表現を続けてきて身についたいった沢山のコツ
それを伝える会と相成るのですが
それは、なんてことはない

子供に返る」

という事でした。

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まず最初にしたこと。
「挨拶」
次にしたこと
「体を使い、声をだし、これからのことも今までのことも横に置、今、起こることに集中する」
次にしたこと
「ニックネームをつける」
簡単でしょ?

今日のルールは、
”上級生も下級生も先生も初めての人もみんな同級生”
その為に、全員をニックネームで呼ぶことをルールとしました。

大人になるにつれ、
人はたくさんのしがらみや、立場が生まれていきます。
そして社会知識や善悪感でがんじがらめになっていきます。

しかし、子供の頃はまだそれもあまり無く
水たまり一つで一日みんなで遊べてしまうほど、「自己表現」「コミュニケーション」「プロジェクトの達成」という面ではとにかく自由でした。

その子供の自由さ、人とのやりとりのスムースさ、楽しいことを楽しいと言える正しさ
それを少しでも思い起こし、子供心を持ち続けて成長していきましょう!
というのが今回の演劇WSのテーマです。

2時間で伝えられることなどほんの少しですが、爪痕のひとつにでもなれば!

今回用いた手法は、千田がインプロモーティブさんから教えて頂いている
即興劇の手法「インプロ」の考え方・やり方にシアターキューブリックのエッセンスを加えたものです。

・考えに間違えはない
・間違えた人はヒーローです
・正しいより楽しいを選びましょう

という3つの言葉を最初に贈りました。

人はついつい「このアイディアはつまらないのではないだろうか…」「受け入れてもらえないじゃないだろうか…」と自分で自分に蓋をしてしまいがち、
ですが、そのアイディアは他の人にとっては斬新で素晴らしいアイディアであることは多くあることですからそれはもったいないこと。自信をもって自分の考えていることを表へ出していいのです。
そして間違えてはいけない!と思う気持ちは大事ですが、ミスやピンチにこそ新しいチャンスの泉が湧き出るもの。間違えた人がいたら「ありがとう!チャンスをくれて」と思い、伝えましょう。そこで生まれることにプラスを頂きましょう。特に今日はWSという日。どんどん間違えて、たくさんのチャンスを見つけて欲しいです。
だからこそ、「正しい」というものはみんなそれぞれの中にある。ならば、楽しい方を選び、みんなで楽しいを共有しましょう!

この日にやった事は、ほんの一例です。
参考までにレポートをご覧くださいませ。

・・・・・・・・

自分を開放するといいますが
本来、誰しも出来たことです。
体を動かし→声を出し→心を開く
この順番で元にもどっていきましょう〜

★ゆる体操
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声を出しながら、簡単な体操。
案外、腕を上にあげるなんてやっていないもの。最大限上まで上げて、一気に脱力しましょう〜
脱力してみるなんて事も、普段あまりやらないですよね。

会場全体も「何をやらされるんだ…」という空気がまんまんながら
ちょっとずつ体を動かし、声を出していく。


★ミーティンググリーティング
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ゲーム形式の自己紹介です。
まず出会いに「行って」、「握手」をして、相手と「目」をあわせます。
そして自分の名前を言います。相手も自分の名前を言います。
次に相手の名前を呼んであげます。最後に一言言って別れます。
これを
一分間の間に何人と行えるか?というゲームです。
スキンシップと表現といういきなりのハードル!照れつつも、1分しかないというリミットにドキドキ。

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普段生活していて、こんな短時間に、こんなに複数の人間と見つめ合い、触れ合い、自分の名前を伝え合うという事はないと思うし、出来ないと思います。
しかしゲームにすることでいつも以上に出来てしまいました。
こうした恥ずかしさを共有したことで、仲間力が上がる可能性もありますね。


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ここからシアターキューブリックのメンバーを中心に全体を5つにわけました。
5つの輪が体育館にひろがり、オリンピックのようです。


★拍手まわし
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輪になって、隣の人に手拍子を回していきます。
慣れてきたら
テンポアップ→数増やす→同時に拍手など


★ポーズまわし
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拍手の代わりにポーズをまわしていく。ポーズに加えてゴトゴト!など音を加えていく。

この2つに共通しているのは
直前の人を真似ること。姿形声もさることながら思いやエネルギーや魂までいけるとなおよし。
そのためにも「目」と「目」をあわせ、相手をよく観察し、呼吸をあわせる事を意識させます。
なるべく余裕をあたえず、3倍くらい大きくしていくことをイメージできるようにすると
おのずと切羽詰まり、自力でなさねばならなくなってくる。

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ここから各チームを各メンバーの方法で取り仕切ることに。
どうやら、チームごとの色がくっきり出た模様。
これもまた出会い。
初めての体験を必死にやる方も、40人程の人間に必死に声をかけるのも、お互い大変な様子(*^_^*)
一触即発のいい時間です。


★アプローズ
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「みんなは世界中の誰もがキャー!キャー!言ってしまうくらいの大スターであり、ヒーローです!」
というルール。
ポーズをとり、名前を言います。
写真だと「沼です!」と。
そうしたら、他の全員は、「沼〜〜!!!」などと名前を呼び、大喝采を浴びせる。

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これがなかなか恥ずかしいやら照れくさいやら難関のようです。

少しゆるめに「3人」ずつ行ったり、同じポーズを事前に決めて合わせてみたり
思い切りやすく、ジャンプすることをデフォルトにしたり、仕切る方もいろいろ。
まともに正面みられなかったり、どうしても内向きになってしまったり、はたまたやり過ぎてしまったり、
思春期のみんなには恐怖の体験のようです。
しかし、まわりのみんなはそれでも大きな拍手、黄色い声援をくれます。
これらが合わさることで、なんだかんだで嬉しい顔をのぞかせたりしてくれました。

人前でちょっとでも「さらけだす」という事はむずかしい事ですよね。
子供の頃だってそれは同じ。だけどそのストッパーは今よりも緩かったはずです。
大人になったらそのコツのようなものを覚えていたりして。
いつの間にか知り、変化していくその途中での体験。
そのどちらも、自分だけでは成り立っていないはずです。回りの人との関わりによって
自分なりの心の開き方を覚えていきます。


★ナイフとフォーク
2人組からスタートします。
「ナイフとフォーク!」と言われたら、言葉をつかわずに10秒の間にその形を2人でつくります。
お題はどんどん変わります。慣れてきたら今度は4人組→8人組→16人組…とどんどん合流していきます。それでも言葉を交わすこと無く、たった10秒で、形をつくっていきます。

例題「ウミガメ」
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「ナイフとフォーク」
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「富士山の富」
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チームで動くときにはリーダーが必要になります。
先導する「Leader」
読解していく「Reader」
そのどちらも不可欠で、そして場では秒単位で「L」と「R」が入れ替わり立ち代り、
ひとつのプロジェクトを完成させていきます。
ナイフとフォークは遊びの中で、それがとってもわかりやすいゲームです。
言葉も時間も制限され、自力で生み出すしかありません。


★4コマストーリー
最後は、演劇らしく、ストーリーづくりに挑戦しました。
だけど言葉は使いません。
今までやってきた事を総動員して、4つのシーンをつくります。

タイトルは「桃太郎」

一つの輪を、さらに起・承・転・結の4つにわけて
それぞれに桃太郎のそれぞれの場面を形作ってもらい、通して見てみます。
僕らもあまりアドバイスは与えません。
どんな場面で、どんな桃太郎になるかはみんな次第!

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ストーリーともなると、自分のことだけ考えてるわけにもいきません。
他のシーンとの関係を考える必要が出てきます。


★ディスカッション
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最後にみんなで今日の2時間を振り返りました。
ずうーーーっと照れくさそうにしていた子も、めんどくさそうにしていた子も
ハッスルしちゃって恥ずかしそうだった子も、僕らを見つめながら話をしっかり聞いてくれていました。
「楽しかったです」
この一言がどんなに嬉しかった事か。
他にも当然、大変だった話がいくつも聞けましたが、
2時間前とは違った表情をしているみんな。
また時が経てば忘れてしまうことなのかもしれないが、
ある時ふっと思い出して欲しいなぁ。
ちょっとでも爪痕、残せたかな?

・・・・・

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今回のWSは「できない」ことを知る日でした。
ここは想定して行ったのですが、やはり思春期まっただ中!
かなり手強い「できない」を得た模様!
ここからのスタートがとても重要。
何もできなかったと思っても、胸の奥ではドキドキがいっぱいあって
頭の中では選択肢がグルグル回っていました。
これからも沢山の「できない」に出会うでしょう。
その時に、最初の贈った3つの言葉を思い出して欲しいなぁとおもいます。
それと、
「できなく」てもひとりではないという事。

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またお会いしましょう!!


・・・・・

メンバー紹介!

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奥山静香


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千田剛士


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片山耀将


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谷口礼子


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大沼優記


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富士市立高校のみんな


2013.7.10
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